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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

普及の兆し、環境省も後押し 今年こそ「ノーネクタイ、ノー上着」(産経新聞)

普及の兆し、環境省も後押し 今年こそ「ノーネクタイ、ノー上着」(産経新聞
http://www.sankei.co.jp/enak/2005/apr/kiji/25nonecktie.html
今夏こそ「ノーネクタイ、ノー上着」のビジネススタイルは定着するのか。毎年、提唱されてきたスタイルだが、関連商品や実行する会社が徐々に増えて、ようやく普及の兆しがでてきた。今年は温室効果ガス削減を定めた京都議定書の発効もあり、国も本格的に後押し。6月にはファッションショーも開催される予定で、今夏、男性たちはおしゃれ感覚を問われそうだ。 
三越銀座店の丸山実さんにお手本スタイルを着用してもらった。普段はスーツとネクタイで接客している=東京都中央区

三越銀座店(東京都中央区)では、ノーネクタイでも対応できるシャツが、3年前は売り場の1割程度だったが、今は3割以上も占めている。「利用者は確実に広がっている」と同店紳士用品マーチャンダイザーの石原歳正さんは話す。
もともとビジネスマンの夏のファッションは、スーツ以外に何を着ればいいのかが議論の的になってきた。4年前から「ノーネクタイ、ノー上着」を実践しているキーコーヒー(東京都港区)も導入当初、単純にネクタイをしないワイシャツ姿の男性が多かった。
「それでは格好悪いという声が女性社員から上がり、ボタンダウンのシャツを着る人が増えた。柄や色で遊ぶ上級者もいる」と松川賀津雄広報課長はいう。
三越の石原さんによれば、ノーネクタイの着こなしのポイントは襟元に存在感を出すこと。襟が高くて大きく、第1ボタンが二つある「ドゥエボットーニ」のシャツがお勧め。ベルトは普段より大ぶりで上質なものを選び、バランスを取る。
一方、多くの省庁は温暖化防止のため、夏の冷房温度を28度に設定することになっているが、「ノーネクタイ、ノー上着」は広まっていないのが実情。そこで3月末、地球温暖化対策推進本部会合で、本部長の小泉純一郎首相が「閣僚から取り組まないと部下はやりにくい」とはっぱをかけた。
環境省は「夏の軽装」をアピールするため「涼しく効率的に格好良く働くことができる」スタイルの名称を公募、約3000の応募作から選考中。6月5日には、愛知万博奥田碩日本経団連会長らをモデルに起用し、ファッションショーを開催する熱の入れようだ。
課題は「ノーネクタイ、ノー上着」の社会的認知だ。キーコーヒーでも外回りの営業社員は「まだノーネクタイが許される環境にない」(松川課長)と、ネクタイ、上着を着用している。松川課長は「今回、官民一体の運動で実施企業が広がれば、営業社員もやりやすい」と期待している。

以上 産経新聞引用