スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

2005年猛暑予測

05年の暑さは過去最高? NASA研究所が予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050211-00000106-kyodo-soci

【ニューヨーク11日共同】地球の気候の変化について調査している米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙研究所(ニューヨーク)は11日までに、温室効果ガスの増加などにより、2005年が、記録を取り始めた1800年代後半以降、最も暖かい年になる可能性があるとの見通しをまとめた。
同研究所の声明などによると、大気中の温室効果ガス増加などで、過去30年で温度の上昇が急速に進み、2004年の地球全体の平均表面温度は、1951−80年に比べ、0・48度上昇していた。
温室効果により、地球の表面が吸収する太陽エネルギーは、反射される量よりも多くなっている上、05年は弱いエルニーニョ現象も加わり、記録的な暑さとなった03、04年よりも気温が上昇。過去最高だった1998年の記録を抜くこともあり得るという。
共同通信) - 2月11日19時17分更新

南の地域ほど気温高めに 気象庁が3カ月予報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000173-kyodo-soci

気象庁は25日、5−7月の3カ月予報を発表した。この期間の平均気温は、平年並みの北日本以外は平年並みか高めになる見込みで、南の地域ほど平年よりも高温傾向になると予想している。梅雨入りの時期については「現段階では不明」という。
◇5月 北日本日本海側は曇りや雨の日が多く、降水量は北日本日本海側で平年並みか多いほかは、平年並み。各地の気温は平年並み。
◇6月 東日本から南西諸島は曇りや雨の日が多く、北日本は数日周期で天気が変わる。気温は北日本以外は平年並みか高い。各地の降水量は平年並み。
◇7月 北日本は平年より曇りや雨の日が多い。気温は北、東日本で平年並み、西日本と南西諸島は平年並みか高い。降水量は北日本が平年並みか多い以外は、平年並み。
共同通信) - 4月25日18時1分更新

<猛暑再び?>「世界的に高温」NASA予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000049-mai-soci

日差しが少しずつ強まり、ゴールデンウイークの日本列島では早くも夏を思わせる陽気の所も。こうなると、昨夏の記録的猛暑の記憶もよみがえる。この夏も、あの厳しい暑さに見舞われるのだろうか。【高橋昌紀】
 ◆高い海水温
 「今夏も昨年同様の猛暑になるでしょう」と予測するのは、日本気象協会予測情報課の清水輝和子技師(気象予報士)。「太平洋の赤道付近の海水温が高く、日本に好天をもたらす太平洋高気圧が強まるとみられるからです」。海水温が高くなると大気の対流が活発になり、気流が下降する時に高気圧が発達するという。
 世界全体の平均気温が上がる可能性が高いことも、日本の猛暑を予測する大きな理由だ。清水技師によると、米航空宇宙局(NASA)は今年の世界の年平均気温について、過去最高だった98年の14.68度(過去30年の平均値+0.64度)を上回ると予想している。清水技師は「世界の平均気温が高かった上位10年のうち6年で、東日本を中心に猛暑の夏になっています」と、連動性を指摘。「今年は、日本に冷夏をもたらすエルニーニョ現象が現れる可能性も低い」と話す。
 気象庁も6〜8月の平均気温について、ほぼ全国的に平年並みか平年より高くなると見ている。
 ◆経済打撃
 昨夏は全国的に真夏日(最高気温30度以上)が続いた。通算日数は熊本の105日を筆頭に大阪93日、東京70日など全国12地点で記録を更新。年平均気温も東日本では1.3度高く、1946年の統計開始以来最高だった。
 この暑さは国内経済を直撃した。経済産業省によると、鉱工業部門では04年7・8月の前期比伸び率はマイナスだったが、エアコンや冷蔵庫、ビールなど猛暑関連の13品目がプラスに。一方、百貨店などでは8月の秋物衣料の売り上げが不振で、東京ディズニーランドなどのレジャー施設もあまりの暑さに入場者が減るなどの打撃を受けた。日本電気大型店協会は「猛暑はありがたいが、在庫調整など天候変動への対応は簡単ではない」と打ち明ける。
 ◆保険の新商品も
 天候によるリスク回避に動く企業も少なくない。全国14地区が独自生産していた日本コカ・コーラでは、5月から全地区の生産を統括する別会社が本格スタート。「東京で品薄になれば北海道で増産するなど、敏速な対応が可能になった」という。大手の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京都港区)は、企業への気象データ提供だけでなく、コンビニエンスストアに天候に応じて売れる商品配置を提案するなどの業務支援サービスを行っている。
 猛暑による企業の損失などを補てんする保険商品「天候デリバティブ」は昨年度、約2000件、400億円以上の契約があったという推計もある。「異常気象が多い近年、需要は高まるばかり」と三井住友銀行。5月に、猛暑や冷夏などに対応する新商品を発売予定の損保ジャパンは「既に100件近い企業から問い合わせがあった」と話している。
◇世界の年平均気温上位10年と日本の夏の関係
        世 界  日本の夏の主な天候
(1)98年  0.64 ☆夏型安定せず
(2)02年  0.54 ☆東日本以西高温
(3)03年  0.5  北〜西日本低温
(4)04年  0.45 北〜西日本高温
(5)01年  0.43 東日本以西高温
(6)90年  0.43 梅雨期から猛暑
(7)99年  0.4  北、東日本高温
(8)95年  0.35 盛夏期高温
(9)97年  0.28 ☆梅雨後半活発
(10)88年 0.28 夏型不安定
※清水技師。気象庁の資料などから作成。「世界」の数値は平年偏差(度)。☆印は夏のエルニーニョ発生。
毎日新聞) - 4月30日15時42分更新